捲土重来

損傷した脳細胞が再生する最先端医療!

f:id:koko1947:20180508204838j:plain

 

世の中は、昨日シンガポールで行われた米朝首脳会談のニュースでもちきりです。

 さて、2回目となる今回の記事は、1年前の4月20日(木)に放送されたNHKクローズアップ現代「脳がよみがえる!?再生医療大国・日本の逆襲」というタイトルの特集を取り上げてみたいと思います。

 驚きの内容でした!
私たちは今まで、脳細胞は死んでしまうと再生せず、生まれてから人の脳細胞は減っていくものと教わっていました。

ところが今は、脳細胞を再生し失われた機能をよみがえらせる「再生医療」の挑戦が始まっているそうです。

しかも、すでに実用化に向けて治験が行われている!
更に、日本の再生医療ベンチャー企業が、それを実現しようとしている!
とのことでした。

番組の内容を大まかに紹介します

番組では、世界中の患者から注目されている再生医療ベンチャーのサンバイオ(株)創業者社長、森敬太さんが紹介されています。
脳を再生させる薬の開発で最も実用化に近い企業の1つです。

16年前に、再生医療の本場アメリカで起業しました。

森さんたちはアメリカで、慢性期の脳梗塞患者18人を対象に薬の治験を行いました。
脳細胞の一部が死滅、運動や言語機能に障害のある人たちです。
細胞で出来た薬を脳の損傷部分に直接投与します。
薬を患部に注入すると、もともと脳内にあった幹細胞が薬の生み出す栄養分によって活性化。
その効果で新たな脳細胞を再生したり、細胞のネットワークを強化したりして、脳を回復させることをねらっています。
30代で脳梗塞を患い腕がまひしたこの女性。
薬を投与すると実際に変化が現れました。
手が上がるようになり、日常生活が大きく改善したのです。

「手術でこんなによくなりました。
うまく話せるようになったし、これまでで一番うれしかったです。」

多くの患者に、運動能力や言語機能の改善が見られました。

この様子は次の動画で紹介されています。

 

この成果の裏には、動画にも登場している日本人研究者による画期的な発見がありました。
かつて、一度死滅したら再生は不可能といわれた人の脳細胞。
ところが1998年、研究者の岡野栄之さんが、成人の脳の中に脳細胞を作りだす働きを持つ幹細胞を見つけたのです。
その発見は世界を驚かせ、幹細胞を使った治療の可能性を広げました。
岡野さんの研究は森さんのベンチャー企業に引き継がれ、10年以上の試行錯誤の末、たどりついたのがこの細胞薬でした。